思ったこと徒然

風呂敷熱、2021年にカムバック。

風呂敷にはまった独身時代

中学校のとき、体操服を風呂敷に包むこと。
という決まりがあり、なんで風呂敷(-_-;)とそのころは女子みんなブーブー。

風呂敷も家にあった着物を包む用のピンクの和柄のものを母にもらって、包んでて
あー、かわいくないな。
流行りの洋服屋さんのビニル袋にいれたいのに。
と恥ずかしい気持ちでした。

手で下げるなんて想像もしてなかったし、制カバンの中にぽーんといれてました。

さて、その後風呂敷とは縁もなく、短大に行き、社会人になって働いてました。

風呂敷をどこでみたのか。
なんではまったのか、なんとなく覚えてるのは、
仕事帰りにたちよったジュンク堂で目にはいった本。

はじめてのふろしきレッスン

この本をパラパラ見て、布一枚でバッグにもできて、形が異なる瓶や、鉛筆、カゴなど
なんでも包めちゃうというところに惹かれてしまったのです。

縫い物をするということに憧れはあったけど、縫う作業がどうにも苦痛で^^;
続けられなかったので、好きな風呂敷さえあれば、バッグを日替わりで変えてもいいんだ。
と嬉しくなったんですよね。

本を読んでからは、嬉しくなって楽天で本に載ってた風呂敷をいくつか購入してしまいました。
なんかその時はすごい大船に乗った気分になっていたようです笑

「大は小を兼ねるんだろう」
と勝手に思って大きめの90センチサイズをいくつか購入しました。

これは、ジム行くときやバレエの初心者レッスンに行く時に
便利だなと風呂敷に着替えを入れて持ち歩いていました。

もうちょっと小さいサイズも試してみたくなったので70センチも手を出してみました。
そしたら、その後会社の上司がプレゼントにシビラの風呂敷をくれて、わーーー!!と感激したことを覚えてます。

しかし、私の使い方では、70センチは使いにくくてあまり使えずでした。

もっと使い方を知れたらいいのかも。
と思って、もう一冊風呂敷本を購入。

こちらの本は、風呂敷の歴史、制作過程ものっていてパラパラ覗いてても満足しちゃう内容なんですよ。

結び方も最初の本よりギフトやかっこいい大人のシーンが載ってる感じです。
2冊みながら、昔の人ってすごいなぁ。と想像して楽しんでました。

結婚してからの風呂敷は

そして時がたち、結婚してからは、旅行の時には使うものの慣れない土地の生活と育児とバタバタで
風呂敷のことも日常ではあまり使わないことになっちゃってました。

そうこうしていたら、ネットで風呂敷バンドなるものがでていることを知ります。
でも、なんか見つけたバンドには心惹かれなくて。
2年ほど前に、sousouの一寸皮(ひいき)というシンプルな一本皮のバンドを見つけてこれだ!と。

sousouの服には目もくれず、一寸皮だけください。
と購入しちゃいました。たぶんあまりいないタイプのお客様だったろうな。

それを使って、最近は風呂敷の両端を通してバッグにしています。

シビラの風呂敷に一寸皮でかばんにしました。
説明書には風呂敷を半分に折り、両方の端を留め具にそれぞれ通すだったんですが、
私は、中身をこぼしがちなので^^;

三角に折って両端を留め具に通し、でろんとなった三角の端を結んで使ってます。
こうすると中身が落ちにくい。

言葉にすると伝えにくいので簡単に図にしてみました。

2021年10月現在の風呂敷たち

モレスキンのバーチカルを途中から使ったので、前のページがあまってて。
もったいないので、ちょこちょこメモしてまして、
風呂敷の手持ちを書いてみようと思い立ち書いてみました。

持っている風呂敷とあずま袋(風呂敷のような手持ち袋)。
2つはお仕事を一緒にさせていただいていたハンドメイドアクセサリー作家samariaさんに数年前に特別に作っていただいた袋です。

12年ほど前に風呂敷を買いだしたときとは今は、傾向が変わっていて
当時は、撥水やナイロン系の汚れが取れやすい風呂敷を喜んで買っていたけれども、
今は綿が肌さわりがいいし安心できるんです。

それに、綿は頑丈な気がします。
ナイロンのだと穴があいてたりしてるんですよね。

ミナペルホネンの風呂敷やデザイナーの風呂敷、麻、オーガニックコットンなど今では、おしゃれな風呂敷が多数見られるようになってきました。

最初に買ったときのデザインは、廃盤になったみたいで家紋の黒いものと、撥水のエメラルドグリーンとペットボトルの柄の3つのデザインは、今では販売されていないようです。
メルカリでも探してみましたが、ないみたい。

風呂敷も一期一会なんだなとこういうところでもしみじみ感じました。

ビニル袋有料化になって、エコバッグがないと困るシーンが増えた最近。
風呂敷なら一枚布をカバンに常備しておけばいいし、車に一枚置いてもかさばらない。

畳んで首に巻いたらスカーフみたいにもできるし寒さ対策にもなる。

ぐるっと一周回せる90センチサイズ

90センチの風呂敷ならはじっこを結んだらポンチョ代わりになる。

ポンチョ。結びの長さを変えたら大人でもいけました。

使った風呂敷は90センチですが、リンクのは小さいものです。
この風呂敷もいつの間にやら、使ってたらボールペンの汚れが(T_T)ついちゃってました。しょぼーん。



ネットで見かけたのですが、風呂敷で海外旅行にいったツワモノもいるようです。
荷物厳選したんだろうなとは思うけれどほんとすごいわ。

毎日のくらしに、もっと風呂敷を使っていこうと思ったのでした。

持っている風呂敷一覧を見ると、自分の好きな色の傾向もわかりやすくて。
色が全面に入ったものが少ないので、次狙うなら色が全面に入ったものかな。
緑か、ブラウンか。
柄は個性的なものか。
なんて、また想像して楽しくなってしまうのでした。

みなさまも、風呂敷ぜひチャレンジしてみてください。

ABOUT ME
福永 万琴
ほんわかしたものが好きな男子四人子育て中のデザイナーです。 神戸育ち⇒のどかな田舎、兵庫県相生市在住。 雑貨、食べ物、カメラ、イラスト、柄の布など好きなことをつづっているブログです。