お釈迦様の誕生日を祝う姫路市船津町の西勝寺さんでの花まつり
花まつりって?
日本に生まれていて、人が亡くなったら
葬式をして、お寺の住職にきてもらって読経を
していただくということが子供のころは当たり前でした。
だから、無宗教だとか言っても
代々受け継がれているんだろうなぁという
認識だった仏教。
それなのに全然知らないことだらけです。
たまたま私は、旦那さんと結婚して地域に根差した浄土真宗大谷派のお寺さんに
お世話になることが度々ありました。
それで花まつりが、お釈迦様の誕生を祝う行事だということを
知りました。
クリスマスはイエスキリストのお誕生日ということは
知らない人がいないくらいなのに!
本当に知りませんよね。。。
灌仏会(かんぶつえ)は、釈迦の誕生を祝う仏教行事である。日本では原則として毎年4月8日に行われ、一般的には花祭・花祭り・花まつり(はなまつり)と呼ばれている[1]。
引用元:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%8C%E4%BB%8F%E4%BC%9A
お花で飾った花御堂の中に入ったお釈迦様に
甘茶をかけてお祝いします。
小さな子供さんの誕生を祝うことも目的で、姫路市船津町の浄土真宗大谷派の
西勝寺さんは行事をされています。
花まつりの行事の内容は?
おまいり・法話・音楽法要・仏教賛歌
わが家の4人の子供たちはすでに花まつりの新生児初参り式は
終えています。
末っ子4男坊と音楽法要もあるしと、おまいりに
本堂に行ってみたのですが、すぐに飽きてしまい全部は見れませんでした。
小さな子供たちに記念品授与がお坊さんからあり、
赤ちゃんや幼児たちが、いそいそと
受け取りに行く姿は可愛らしかったです。
法話の中で、住職が他のお寺さんの取り組みの話をされていて
仏さまのケーキ⇒ほとけーき⇒ホトケーキ
ホットケーキを食べようと提案されている住職さんのお話や
花まつりは4月8日に生まれたお釈迦様の誕生を祝う行事です。花まつりではお釈迦様が誕生された時の姿「誕生仏」に甘茶をかける灌仏(かんぶつ)を行いお祝いします。 誕生仏のホトケーキに甘茶シロップをかける。これも立派な灌仏…多分…#4月8日はホトケーキを食べよう #4月8日はカレーを食べよう pic.twitter.com/FuyjQCKJ6i
— 松崎智海(非売品僧侶)@浄土真宗本願寺派♪永明寺住職 (@matsuzakichikai) 2019年4月3日
お釈迦様の故郷はインドだからカレー
カレーを食べようと精進料理のベジカレーを作られている住職さんの
お話を聞きました。
このカレー、食べてみたいのですが、ネットでは完売してしまっているようです。
丸の内に行ける方は、行ってみて味を確かめてきてほしいなぁ。
#4月8日はカレーを食べよう 「#ほとけさまのやさしい精進カレー」が、丸の内KITTE3階のGood design storeで販売中。国内で唯一、1個から買えるお店です。 全国カレー好き僧侶の会が監修。昨年の世界仏教徒青年大会で1,000個が完売した実績を買われての取扱いです。週末、丸の内でのお買い物にぜひ! pic.twitter.com/sB47ZXbJHh
— カレー坊主@吉田武士(僧侶Lv.8.8) (@curry_boz) 2019年4月6日
お寺に来る人が減ってきていることを嘆くだけで終わらない。
どうしたら来てもらえるんだろう? 頭をひねってひねって、お祭りにしちゃったこのアイデアがすごいですよね。
twitterで呼びかけてらっしゃる言葉も入り易くてつい、追っかけちゃいました。
白象パレード
お釈迦様の母が白い像が脇から入る夢をみて、お釈迦様を
産んだというお話があるそうです。
それにちなみ、白い像を子供たちがひっぱって、村の中をパレードします。
とってもカラフルなペイントがしてある白象さんは可愛い。 先頭にロープがついていて子供たちがひっぱっていきます。
村の中を練り歩き、途中公園に立ち寄り村内の別のお寺にも
立ち寄ってもとのお寺に戻ってくるルートでした。
先導はチンドン屋なるみ堂さん。
四男は、怖かったのか目線を合わせようとしませんでした。
チンドン屋さんが先頭に進んでいった白象には追い付けないですが、
まったりペースで四男と後から追いかけました。
花御堂のお花が、パレード中少し落ちていたのを
あっ、と四男が拾ってました。
小さなことにも気づくんだなぁ。
拾った花を持って、じーっと白象を見つめてる姿。
何を考えているんだろう。
一生懸命引っ張ってくれた子供たちには、あとでお菓子のプレゼントがあったようです。長男、次男、三男はとっても喜んでました。
楽市楽座(マルシェ)
お昼時には、マルシェもありました。
今回はインドカレー、焼き菓子、日本そば、巻き寿司、ホットケーキや
筆文字や似顔絵のお店、めだかすくい、綿あめがありました。
お釈迦様にかけた 甘茶も無料で飲ませていただけました。
甘茶は、甘くて不思議な味。
苦手な人もいるかもしれません。
子供たちを祝って一緒にきてくれたおじいちゃん、おばあちゃんたちは
子供たちにお菓子を買ったりしたり、
お昼ご飯を食べたり。
子供からお年寄りまでが一緒の空間で楽しんでてあったかい場所でした。
▼フレンチトーストや甘茶シロップのホットケーキを出してくれた
福崎町のむのじじょうさん
「手伝う!」
と言い出した長男、次男、三男はむのじじょうさんの宣伝紙を背中にはったり、
メレンゲを泡立てるお手伝いをしたりしてました。
にぎやかし要員なだけかもですけど。
▼焼き菓子のまーめいどさん
▼筆文字や似顔絵のブース
記念にお名前を書いてもらったりみなさん、楽しまれているようでした。
▼ピザ屋さんのオートフェリーチェさんも出店
あつあつのピザを焼いてくださりました。
写真には撮れてなかったんですが、
●三木の地元のお野菜や丁寧に作られた材料で作っている龍巻寿司さん
●加西市インドカレー ムナールさん
も来てらっしゃいました。
子供たちはメダカすくいや、輪投げもさせてもらい
遊びもできた(*^-^*)と喜んでました。
子供たちと旦那さんと境内にてカレーやフレンチトースト、ホットケーキを
食べる。
ぽかぽか、あったかい日の光の中でみんなが思い思いに食べてる。
この時間って贅沢だなぁ。
四男は、カレーが気に入り、最終手もなめてどろどろになりました。
着替えを持って行ってよかったよ。
コンサート
本堂ではお昼の時間から、コンサートが開始されました。
楽器演奏が聴けます。
明るい気分になりますよね。
演奏よりも食べ物に夢中な子供たちと本堂の外でぼんやり聞いてました。
中ではしっとりと、音楽を楽しまれていたのだと思います。
子供たち4人といたら、見る余裕がなかったけど
きっと今だけなはず。。。
地域の人とも交流できる楽しいイベント
お寺の行事なんだけど子供も、大人もご年配の方も
みんなが楽しめるイベントでした。
いつもの村をみんなで練り歩くのも一丸となった感じ。
普段、各々の家族とはふれあうけども
なかなか、よその家庭ともふれあうこともできないから
こういう機会は、たくさんの人とふれあう学びでもあります。
子供たちも、大満足。
私が子供のころを思い出すと親といった地域行事って
夏祭りくらいだったし町に住んでいたら他の大人と話すことも
ほとんどなかった。
地域の人に子供たちの顔を知ってもらって
みんなが子供の成長を祝ってくださるって
すごく恵まれているよね。
このまま、ずーっと続いていってほしい。
つないでいってほしい行事だなと思いました。
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