筆者はどんな人なの?
武田友紀さんの
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さんの本」
を読みました。
筆者の武田さんは、アメブロで数年前に知りました。
https://ameblo.jp/hunnwari-suisaiga/
初めて見たときは、イラストを描いてること、
繊細な人に対して適職診断をしたりしてくれる
ふわりとしているけれども、根深くしっかりとして強そう。
そんなイメージがありました。
その当時は独身でした。
数年前にご結婚、出産もされたようです。
大手メーカーで働いた後、HSP専門カウンセラーとして独立されたそう。
HSP=繊細さんと名付けて、そういう方のためにホームページを開設されています。
https://sensaisan.jp/
HSPとは?
wikipedia ハイリー・センシティブ・パーソン
ハイリー・センシティブ・パーソン(英: Highly sensitive person, HSP)とは、生得的な特性として、高度な感覚処理感受性(あるいは、カール・ユングの造語で言えば生得的感受性[1][2])を持つ人のこと。共通して見られる特徴として、大きな音、眩しい光・蛍光灯、強い匂いのような刺激に対して敏感であることが挙げられる。HSPはしばしば、豊かで複雑な内的生活を送っているという自覚をもっている。物事に対して容易に驚き、短い時間にたくさんのことを成し遂げるよう要求されると混乱するという性質を持つ。エレイン・N・アーロンや他の研究者によると、HSPは人口の約五分の一を占めるという(男女によって偏りは見られない)。
難しそうな言葉でしたが、感受性豊かな人のことをいうようです。
短い時間にたくさんのことをすると混乱する
内的生活を送る
大きな音などの刺激に敏感
まさに、自分だなぁ。
受験勉強の時にも、音楽をかけながら勉強するとか聞いたけど、そんなことできない。勉強か音楽かどっちかじゃないと頭に入らないのです。。。
はやりの曲もラジオでかけっぱなしにしてても覚えられない。
ほんとに、音楽嫌いなのかというとそうでもないんだけど。
他人に対しても必要以上に気をつかい疲れてしまうことが昔から多かったし、今もまだある部分です。
非繊細さんと繊細さんは違う
相手も自分と同じように感じている。
そう繊細さんは思うけれども、非繊細さんの感覚は全然違っているのです。
だから、自分と同じように扱うと、誰も悪くないのに傷つくことがあるそうです。
これも、言葉に出せなかったけどなるほど。
家族でも同じ感覚では全くないこと。
近い人だからこそ分かってもらえると思っちゃうけど、そうじゃないのだなとハッとしました。
相手の気持ちがわかっている?
相手の気持ちが分かってしまうのも才能だけど
相手の気持ちは相手の気持ち。
自分が感じたことがあっているか?
言葉に出して相手に確認するをすすめられていました。
確かに、勝手に推測してそれが事実と思い、負い目があると余計動けなくなるのです。
そして、遅れてしまい悪い印象になったり。
筆者は練習として相手がこの飲み物はおいしいと感じているか?
を言葉に出して聞いてみることを書いてました。
自分は相手が美味しいと思っていなるなと感じたけれど本当に相手が美味しいと思っているかの答え合わせをする。
そんな小さなことを積み重ねてみると、
自分が感じたことが100%相手も思っているというわけではない。
ということに気づけますよね。
人に頼っていい。
自分で何とかすることが当たり前になっていませんか?
特に繊細さんは相手のことを気遣うがゆえに、頼めない。
なんだか悪い気がするのです。
まずは小さな頼み事、「お醤油取って。」から言ってみましょうと
筆者は提案しています。
確かに、そんな小さなことって思われるかもしれませんが、お醤油取ってもパッと頭にでてこないんですよ。
これは、意識的に言ってみることできそうです。
相手を助けすぎているからこそのトラブル。
相手が困っていると勝手に想像して、相手が自力で解決できるのに手を貸してしまいがちだそうです。
そして、自分がいっぱいいっぱいになって不機嫌になり倒れたりする。
ああ、やってしまいがち。(;^_^A
ちょっと一呼吸おいて、相手から頼まれごとをしたら動くことにしてみます。
自分の居場所は自分で作る。
自分が疲れたなぁと思ったら、
「辛いな、よく頑張ってる」
と自分をなぐさめて、自分でいたわってあげましょうと書かれていました。
それ、頭の中でやってみてたけど、最近ノートに書いてみたら少しスッキリした気がしてます。
自分がほっとする場所=ノートでこれは続けてみよう。
忙しいのはすべてに対応するから。
忙しい忙しい。
繊細さんは気づいたら対応せねば。
とすぐ動いちゃいます。
だけど、ひと呼吸おいて。
本当に今対応するべきか、置いておいてもいいのではないか。
一旦考えてみる。
それをすると忙しさがなくなっていくそうです。
苦手を克服するより得意を活かす。
よく言われていること。と思ってあんまり気にしてなかったけど、
自分が得意なことって何だろう。
人からいいね。と言われることって何だろう。
あらためて、考えてみると私の場合は、
「相手の話を聞きニーズを感じ取る。それを形にできる。」
「小さな仕掛け、こだわりに気づいて楽しめる。」
「日常の小さな幸せに気づいて嬉しく感じる。」
なのかな。
これをもっと、表現してみます。
繊細さんの強みは?
筆者は繊細さんの強みをリストアップしてくださってます。
- 感じる力
- 考える力
- 味わう力
- 良心の力
- 直感の力
5つの力のうちどこが自分は一番強いんだろうか。
繊細過ぎて困るなと思ってたことも、繊細がゆえに他の人とは違ういいところがあるんじゃないか。
と、5つの力を見て思えてきました。
自分の本音を知ろう。
本音も種類があるそうです。
「~したい」は本音
「~しなきゃ」は違う。
「こうしたい」というけれども体が動かない時や、窮屈な感じがしたり、苦しい、暗い、義務感がある時は違うそう。
「~しなきゃ」はとても多いなぁ。
ちょっとづつ、~しなきゃは辞めてみよう。
まとめ
繊細さんって言葉に引っかかった本だったけども、思い当たることがあるあるすぎました。
まさに感じてたことを文章にしてくださった。
繊細じゃなかったらいいのに。嫌なことだらけ。
自分は、おかしいんじゃないだろうか。とも思ったこともあったけども、いいところもあるのね。
ちょっと自分を認められました。
自分がおかしいんじゃない?細かいこと気にしすぎる?と思って不安になっちゃう方におすすめします。
読むと、気が楽になるし繊細も捨てたもんじゃない。
いいところあるやん!!って見直せます。
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