子供とおでかけ

幸せな国デンマークの教育も聞けた高田ケラー有子先生のワークショップ

https://www.yukotakada.com/ 先生の作品は日本にも飾ってあるところもあり デンマークの建物にも飾られているそうです。 http://www.kenkotoshi.com/professional/category02/01.html

見えないものの中にこそ大切なモノがある さまざまな情報伝達手段が飛びかう現代社会において、手でモノを作る事の喜びと大切さは、いつの時代にも長く受け継がれて欲しい、と心から願っている。私が作品の中で使うひとつひとつの小さなパーツは、命のかけら。分子的要素の役割を持って、作品を構成している。その小さな命のかけらたちは、普段は見過ごしがちな、些細なものにすぎないかもしれない。でも、目を凝らして、また注意してみて見れば、見えないものの中にこそ、大切なモノやコトが存在すると意識できる。そんな、人が忘れかけている大切な要素を思い起こせる空間作りから、人々の心に温かいモノが流れる事を願っている。
引用元:健康都市研究所 http://www.kenkotoshi.com/professional/category02/01.html 見えないことをないがしろにしちゃってることを 思い返すような作品を作られているのだな。 とはじめて先生の気持ちを知りました。 分子的要素の役割を持たせていた作品のパーツだったのか となるほど!!と納得したのでした。   さて、今回のイベントの内容は、 みんなで楽しむ「ストーンペインティング」と「デンマークの教育のおはなし」 ということで、ただストーンペインティングをするだけじゃなく デンマークでの暮らしを聞けるというのも面白そうで 行ってみたいと思ったのです。 実は高田先生は、通っていた短大の時習っていた先生。 あの当時はテキスタイルデザインコースで学んでいました。 先生のチャキチャキっとした印象が残っていて今も活躍されていると きき、お会いしてみたくなったのも動機です。 ただ、六甲道だし遠い。 長男の野球もあるしなぁ。と悩んだのですが 長男の同級生の親子さんに送り迎えをお願いすることができ 行けたのでした。 助けてくださって本当に感謝ですm(__)m 長男の野球で土日どこにも遠出もできない日々が続いてた 次男(小1)、三男(年長)もリフレッシュになったみたい。 四男は2歳なのでバギーに座って過ごしてもらいました。 いつも車行動なのでこの日は電車に乗って行ってみようと思い立ったのですが、 電車に乗ることも久しぶり。 ウキウキ張り切ってくれた二人です。 ただ、男の子三人、すぐお腹空いたと言ってくるので(-_-;) 非常食は持っていかねば。 朝4時半に起きておにぎり、からあげと丸パン(シンプルなもの)を 仕込み、水筒にお茶だけは子供たちに入れてもらって用意することに。 おでかけだ!と張り切って手伝ってくれたので それはよかったのですが、行き道にほとんど食べてしまいました。 朝ごはんも食べてたのにね。。。 底なしの食欲です。

小学生から保育園児まで楽しめた石に絵を描く作業

会場につくと、黒いつやっとした石とざらっとした感触の白石を 用意してくださってました。 それを見て、早速物色する次男、三男。 2人とも黒い石が気に入ったようで黒い石ばかり 持っていきました。 今回の画材は、ポスカ。 ポスカ、ラメ入りのペンを用意してくださっていて それを使って思い思いに塗っていきます。 次男と三男は、見本に置いてくれていた先生の絵を見て触発 されたようで、キノコを描いたりアルファベットを描いたりと どんどん描いていきます。 色もこの色というこだわりがあるようで、ペンの取りあいもしたりして。 にぎやかにやってました。 一番ちびっこ四男も、白い石をにぎりしめ、 ペンでちょんちょん、、、と線を引いたりして 彼なりに描いて楽しんでました。 私も、点を打ったり色を重ねて見たりして 童心にもどって遊んじゃいました。 四男と私が描いた石たちです。 家に持って帰る間に石と石がごっつん、とあたってしまい ポスカの色がはげてるところも。 また、これは補修しようと思います。 次男三男は、描いた石をおじいちゃんおばあちゃんに プレゼントするんだと大事に持って帰ってました。 そんな気持ちがあったとは、成長しているなぁ。 高田ケラー有子先生のストーンペインティングワークショップ

デンマークってどんな国?日本との違いは?

デンマークって名前は知ってるのに、どこにあって どんな大きさの国で人口は?と言われると良く分からない。 アンデルセンの人魚姫の像がある国くらいしか私も分からない。 そこで、先生が日本でいうと九州くらいの大きさで兵庫県の人口とほぼ同じだと 教えてくださりました。 先生はデンマークに住んでから20数年あまり。 あちこち外国を移動されていたそうですが、どこの国にいっても あなたはどこの国からきたのか?大きさは?人口は?特産品は? といったような自分の住んでいる国のことについて質問をされたそうです。 日本のことについて、質問されたら 的確に答えられる自信ないな。と思っちゃいました。 デンマークの特産品は豚だそう。 とっても美味しいんだそうです。 なぜ美味しいかというと世界一幸せな豚だから。 と言われ、豚の飼育の写真を見せてくださりました。 それが、また広々としたところで。 豚の家も豚の一家に一つだそうです。 ノンストレスだから、美味しいんだね。と納得でした。 そして、子育ての話もしてくださりました。 保育園の話、小学校の話、高校の話。 子供を信頼し見守ることがベースにある姿を聞くことができました。 子供と対話すること。 そこを大事にしているそうです。 日本なら、 「けがをしないように」 「失敗しないように」 「クレームがおきないように」 と悪いことを考えて親や先生が動くことが多いのだけども。 デンマークでは、小さな子供でも 自然の中で体験をしたらどこまでが大丈夫か 自分で分かるんだそうで。 先生は見守ることに徹していて手を出すことはあまりないようです。 怪我することもほとんどないとおっしゃってました。 小学校の授業も先生に一任されているそうで、 授業について学年で会議して決定とかそういう ことはあまりないみたい。 90分の授業を20分づつにわけて飽きがこないように 学んだり、勉強ばかりだしたまには、だらーっとしよう。 という日もあるそう。 その日は寝袋とお菓子を持って教室に寝転がって お菓子食べながら本を読んだりするらしいです。 学校でそんなこと、日本じゃイメージできない。 もちろん、それは息抜きなのでまた次の日からは がんばろうね。という緩急がついているそうです。 トライアスロンも学校であるそうで その時も全ての道を先生たちが見張っているのではなく 町の人たちも助けてくれるという感じだそうです。 みんなが、わが子ではないけれども 子供たちと関わる。 あったかい時間が流れている。 日本では、周りに迷惑をかけちゃダメ。 できてて、ご年配の人、大人も他人と関わらないことが 当たり前になっちゃってるけど、そうじゃない世界があるんだな。 と面白く聞けました。 小1の次男も、小学校の生活に興味津々の様子で もっと聞きたかった。 と言ってくれてました。 次男は、早速家に戻ってから、九州の地図を見て どれくらいの大きさなんだろう?を イメージしてました。 また、あとで主催の方に教えてもらったのですが デンマークには大人の生涯学習の場があるそう。 ホルケホイスコーレというそうです。 https://www.ifas-japan.com   今日のお話を聞いて、デンマーク いつか、訪れてみたい国の一つになりました。

やさしい気持ちになれる見ていてあたたかなお土産

最後に高田先生の作品に使われるトレーシングペーパーの 立体をお土産にいただきました。 各家庭に一つで頂いたのですが、 とっても繊細できれいで。 子供たちもジーっと見ていて。 いいなぁと思った様子。 「これは大事に家に持って帰るからね。」 と私が代表で持ち帰りました。 参加者の皆さんにと作ってくれたことも嬉しくて 作品を見ながら、手仕事のあたたかみを感じました。 このお土産は大事に置いておきます。 神戸六甲道での高田ケラー有子先生のイベント 高田先生に子供とともに20数年後に会えるなんて 学生当時イメージできませんでした。 それが現実になり、先生が子育てを終え、 芸術作家として異国の地で頑張ってることもびっくりしたし それだけやりたいと思ったらできるんだな。 勇気をもらえました。 子供たちとも久しぶりに他の大人や子供と一緒に ワイワイ作品を作りながら楽しく過ごせた時間でした。 あったかな時間とお話ありがとうございました。]]>

ABOUT ME
福永 万琴
ほんわかしたものが好きな男子四人子育て中のデザイナーです。 神戸育ち⇒のどかな田舎、兵庫県相生市在住。 雑貨、食べ物、カメラ、イラスト、柄の布など好きなことをつづっているブログです。