子供との日常

子供たちにとって初めての肉親の死

先日、旦那さんの祖母が、亡くなりました。

ひいおばあちゃんと初めて会った日

今から約10年ほど前、結婚するときの時点でもう、足腰弱っていて
動くのが辛い状態だったので数分、あいさつだけ伺ったことを
覚えています。

にこっと笑顔をしてくださったこと、
が思い起こされる。

そこから、病院や施設に入られて
全然お会いしてなかった。

旦那さんのご家族の気持ちで、
家族葬になり、ほんとに近い人だけで送る
ことになり、子供たちはお通夜だけ連れて行きました。


小学生のお兄ちゃんだけは、次の日
旦那さんについてお葬式に参列したのですが。


通夜会場の違う、冷たい独特の空気は感じ取っていたようです。

子供たち4人とも、
意外と冷静にひいばあちゃんの顔を見て
いました。

おばあちゃんおじいちゃんと会えたことが
少しの時間でもうれしくて
精一杯できる限りひっついて甘えてました。

家に帰ってからも、みんな冷静。
小さくてあんまり感じてないのだろうか?

ひいおばあちゃんとのお別れ後


次の日の夜、長男小学生が、泣き出しちゃった。

「怖いーーー!!」

と号泣。
死にたくない。死ぬのは嫌だ。

これは、人間に生まれたら絶対感じる恐怖。
彼と同じ年頃のころ、おじいちゃんを亡くし1週間くらいぼーーっとしちゃって
泣いてばかりいたことを思い出した。

なんて、伝えていいのか。
わからないけども、言えることあるかな。


「私もそう思ってるよ。私も子供のころおじいちゃん亡くしてね。」

と昔話をしながら、よしよしと子供たち4人とひっついて寝たのでした。
狭い狭い小さな布団でひっつくと
安心したみたい。

すーすー、寝息が聞こえだしてきました。

命の大切さ。

限りがある命。
この今生きている瞬間はもう、戻ってこない。

思い起こすことがない人生を生きたいと思うよ。

子供たちも、この悲しみを感じ、生きることを大切にしようね。

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ABOUT ME
福永 万琴
ほんわかしたものが好きな男子四人子育て中のデザイナーです。 神戸育ち⇒のどかな田舎、兵庫県相生市在住。 雑貨、食べ物、カメラ、イラスト、柄の布など好きなことをつづっているブログです。